水張りのやり方!パネルに貼る方法と注意点

水張りってとっても便利

「水張り」というと、やったことがない方は「難しそう」「面倒くさそう」と思われがちですが
ちょっとしたことに気をつければ誰でも失敗なくできます。しかも超便利です。

特に水彩など、水をたっぷりと使った作品を描こうと思っている方には、必須とも言えます。

どのように便利かと申しますと、

  1. うすーい紙から分厚い紙まで、とにかく折れたり曲がったりたわんだりすることなく、ぴしっとした作品に仕上げられます。
  2. キレイに剥がして額装すれば立派な売り物に見えますし、また、製作途中に紛失したり、家族から雑に扱われたりすることがありません。
  3. パネルは何度も繰り返し使用できますので、四隅が糊付けされてブロック状になっている水彩紙を買うよりも、ずっと経済的です。

ズボラでも不器用でも無問題

最初に断っておきますが、のまどさんはまあまあ面倒くさがり屋でズボラです。
しかし水張りにおいては失敗知らずなのでご安心ください。むしろズボラ人間が陥りそうな罠を知っているだけ、有意義な情報が提供できるのではと自負しております。最後までどうぞお付き合いください。

ではさっそく水張り開始

準備するもの

  1. パネル(今回はB3サイズ)
  2. 水張りテープ(25mm幅)
  3. 刷毛(大きめのものが好ましい)
  4. 用紙(今回はホワイトワトソン300g)パネルより一回り大きいサイズにカットする
  5. 水を入れるバケツ(刷毛が入るもの)
  6. やわらかくてきれいな布(ハンカチ、ガーゼ、手ぬぐいなど)

ここで注意すべきは、水張りテープです。太めのマスキングテープや布テープで代用できるというお話もありますが、これはあくまでも緊急事態用と捉えてください。自分が不器用でズボラであるという自覚がある人ほど、マスキングテープを使用するのが失敗を避けるコツです。また、太さはパネルがB2サイズくらいまででしたら25mmが扱いやすいでしょう。

1.水張りテープをカットする

テープは見やすいように黒を使用しています

まずは水張りテープを、タテヨコ2本ずつ、それぞれパネルの長さ+2センチくらいの余裕をみてカットします。カットした水張りテープは、のり面が内側になるようにして、縦に折れ目を入れましょう。
これで、水をつけたあとにテープがくるん!と丸まってしまうのを防ぎます。

2.用紙に水をふくませる

刷毛をつかって、はじめは十字を切るように、放射線状に水をひいていきます。
厚い紙ほど水をどんどん吸い込んでいきますので、ここはたっぷりと。
また、次第に紙がたわんでくると思いますが、乾くと縮みますので、焦らずやりましょう。

特に、紙の四隅に塗り残しがないようしっかりと濡らします。

3.パネルに合わせて用紙を乗せる

水で濡れた面を下にして、パネルが中央にくるように紙を乗せます。何度かずらしても問題ありません。最終的に、パネルの端から1センチ程度紙がはみ出していれば大丈夫です。

また、紙がパネルより小さい場合は、水平垂直が極端にずれないように注意しましょう。
パネルに対して紙が斜めになっていると、地味にストレスです。

4.布で軽くシワを伸ばす

用紙がパネルに乗ったら、その中央から放射線状に布で伸ばしていきます。
端までいったら紙に折り目をつけましょう。

このときも紙がベコベコしていてOKです。四隅だけ丁寧に折り目をつけてください。

5.水張りテープを貼る

水張りテープを、軽く水気をきった刷毛で濡らして貼ります。

どの辺から貼っても同じですが、長辺を貼ったら次は向かいの長辺、という順番で十字に貼りましょう。

とにかく四隅だけは丁寧に、折り目をつけてパネルにしっかりと貼り付けます。(動画参照)

*角の貼り方の実践です。
ここでは短いものを貼っていますが、実際は辺より長い水張りテープをつかいます。

水張り、四角の処理

6.水平に置いて乾かす

ここまでの作業おつかれさまでした。

紙を貼ったパネルは、水平に置いて乾燥を待ちます。
ここでパネルを立てたり、暖房や日光に当てて急激に乾燥させると紙がつってしまうことはおろか、パネル自体の反りの原因にもなるので、お茶でも煎れてゆっくり待ちましょう。

できれば半日くらいは放っておくのが理想です。

一夜経って完成

今回は紙が300gという特厚でしたので、うまく貼れるか内心ちょっと心配でしたが、きれいにできました。

最後に裏技

描いた後でも貼れる

スケッチブックに描いたクロッキーが思いの外うまくいったりして、飾って置きたい場合。
表を濡らさないように注意して貼れば、完成した後でも水張りできます。
ペラッペラのクロッキー帳でも意外といけますので、ぜひお試しください。

水張りテープの保存に注意

水張りテープは、うっかり水が垂れてしまうとテープ同士がくっついてしまいます。
たくさん残っている水張りテープがくっついて使えなくなるのは、切なく、自分のだらしなさにがっかりしてしまいます。

使う分以外はくれぐれも濡らさないように注意して、終わったらチャックのあるビニール袋などに入れ、できれば乾燥剤を一緒に入れて保管するのがおすすめです。

梅雨の時季などは、その辺に置いておくと
室内の湿気でもべとつくことがありますので取り扱いにはご注意を!

最後までおつきあいありがとうございました。

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