【安い画材に潜むリスク】ベトナムでバッタもんをつかまされた話

こんにちは。
ファーバーカステルアンバサダーの稲垣歩(のまど)です。

これまでにおすすめの水彩色鉛筆について描かせていただきましたが
よく言われることは
「高い!」
です。

そうですよね。
水彩色鉛筆をたったの3本買ったら軽くお札が一枚なくなるなんて
信じられません。のまどさんも一本買うたびに胃がいたくなります。

しかしここで敢えて言えば、画材に限っては

価格すなわち品質である

です。身も蓋もなくてすみません。正確には

安すぎる画材に注意

ですね。これには事実に基づいた裏付けがあります。

ベトナムで買った激安のSTEADTLER

当時私は26歳で、ベトナムへ出向しておよそ2ヶ月が過ぎたあたりでした。

ベトナムへは出版業のデザイナーとして派遣されていましたが
当時(今もですが)ベトナム語はおろか、英語もろくに話せなかった私は
休日の過ごし方をやや持て余しており、ある日ふらりと市場へ出かけました。

そこで出会ったのが、問題の激安ステッドラー水彩色鉛筆です。

24色セットでした。
それは日本で購入すれば最低でも数千円、メルカリなどのフリマサイトで
中古を探しても、そんなに安いお値段のものは少ないと思います。

とうぜん私は考えました。

Nomad

本物かな…?

ベトナムは、素晴らしい国です。
清潔で人々は良心的。
しかしメイド・イン・チャイナの海賊版が横行している国でもあります。
明らかに安すぎる値段設定ではありましたが、絵が描きたかった私は
思い切って購入してみました。

その中身が凄かったんです!


蓋を開けた感じでは分からなかったのですが、
鉛筆の軸(木の部分)に表記してある色と
芯の色が違うのです。

左から2番めは○番のグリーンで、その隣は△番のグリーンであるはずなのに、
描いてみると2本はどう見ても同じグリーン…

同系色で同じ芯、というのが他にも茶系、黃系と何本かありました。

赤と緑、みたいな明らかな間違いはないんですけど
その芸の細かさが逆にすごい、と思いましたね。

半年後に帰国するとき、捨てて帰りましたけど…
話のネタに持ち帰ればよかったかな。

フリマやオークションサイトの中古品はどうか

それからもう一つ、先ほど触れた
「フリマやオークションサイトで、中古品を購入する」件ですが
こちらもステッドラーにお問い合わせしたところ

保管状況や管理方法によっては、経年によって
変質が生じているかもしれないのでおすすめできません

とのことでした。メーカーさんなのでそう答えるのは当然と言えますが、
芯の中には様々なものが混ぜられていますので、
中古品は自己責任の覚悟をもって購入することが大切です。

お金が無い方は、思い切ってメーカーさんへ直談判してみましょう。

しばらく作品を描いたならば、ポートフォリオを作りましょう。
そして

Nomad

私こんな活動してますけど、画材を提供していただけませんか?

などと言ってみるのです。

図々しくとも門前払いをされようとも、怯んでいては前に進みません。
運がよければのまどさんのように、愛用する画材メーカーさんの
アンバサダー認定が得られるかもしれません!

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