画家の暮らし2020秋

今年の夏に、画家として開業届を提出しました。

儲けより経費のほうが遥かに高額なこの世界です。これと言って何かが変わったわけではないのですが、税務署から帰宅したあと「画家」になるのが夢だった10歳の自分を思い出して、なんだか長い道のりだったけれど夢って叶うんだ!と一人、家のソファで泣きました。ちょっと馬鹿みたいでしたけど、すがすがしい涙です。

九州の田舎で育ち、周りには絵のことがわかる人なんて一人もいませんでした。
学校の成績がまあまあ良かったために、中学2年の初めての進路希望で、「第二高校美術科」と志望欄に書いたら当時関わっていた教師全員に

「もったいない」

と言われたことを今でも忘れません。
もったいないってなんやねん。あなたたちにとって何がもったいなくて、何がもったいなくない人生なのか、誰か一人でも説明出来る人がいるんですかね。
と私は思いました。いるわけない、と大人になった今でも思います。

とにかく、私は夢を叶えてなんだかんだ今日も絵を描いています。人は覚悟したことはできるようになっていますから、描ける限りは描き続ける、と腹をくくってやっています。

12月7日から銀座で始まる個展の裏テーマは「夜空」

今年は例年になく家にいる時間が長く、星座や、ギリシャ神話や、月の満ち欠けなど、幼い頃から好きだったものたちを再び掘り起こすことができました。それを大事にし続けることが、今を助けることにつながるんですよね。きっと。

シェア・フォロー歓迎です

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA